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富士登山駅伝 山頂区(6区)を走る とは 後編

今回は富士登山駅伝6区(山頂区)の攻略法をメモって置きたいと思います。

ちなみに、富士登山駅伝山頂区(6区)を走る 前編はこちら

では、

富士登山駅伝 6区(山頂区) 攻略編です。

まず、ガーミンで取った高低図をみるとこんな感じ。

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自分はこの山頂区を4つの区間に分けて考えます。

区間その① 砂走館~赤岩八号館

まず、山頂区で失敗する一番の原因がこの区間での飛ばし過ぎです。
たすきを受けたテンションと、勾配がそれほどきつくなく
走れてしまうこの区間は一気に行きたくなりますが、ここはおさえましょう。

あと、心拍数で飛ばし過ぎを管理している人もいると思いますが、
個人的な感覚としては、標高3000mを越えた場所では心拍数は最大心拍数の5%くらいは低くなると思います。
いつものレースの心拍数で行くとこれまた飛ばし過ぎになるので注意です。
酸素の薄い山頂区は、一度乳酸が貯まるとなかなか抜けてくれないので、
この区間の入り方が一番大事だと考えています。

まとめると、

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ポイントは:とにかくゆっくり!

です。赤岩八号館に付いたときに息が切れているようでは厳しいかと。

タスキを受けていざスタート!でも冷静に!

タスキを受けていざスタート!でも冷静に!

区間その② 赤岩八号館~八合目(八号小屋跡まで)

赤岩八号館を抜けると、150mくらい階段が続いてその後は砂利とがれた岩が入り混じった区間が続きます。
この区間もそれほど勾配はきつくなく、トップレベルの選手なら全部走ると思います。

自分は、苦手な階段はしっかりファストハイクで抜けて、つづらは、直線部は走って、勾配がきつくなる
カーブの部分は歩くようにしています。

とりあえず、この区間はこの後に来る急登区間へのつなぎの区間という位置ずけですね。

ポイントは:つなぎの区間、急ぎ過ぎずゆっくり過ぎず。

という所でしょうか?

赤岩八号館から見た山頂。最初は階段が続きます。
赤岩八号館から見た山頂。最初は階段が続きます。

区間その③ 八合目(八号小屋跡まで)~山頂(浅間大社奥宮)

八号小屋跡の100mくらいのこのコース唯一の平地部を抜けると、いよいよ山頂区アスリートの
腕の見せ所というか、こっからが本番です。つづら折りの急登がまだ登るんかい!
ってくらい続きます。しかも、岩場でなかなかしっかり踏み込めるような場所が無いです。

この登りはなかなか走れる人はいないと思います。あせらず足場の良い場所を探しながら一歩一歩
すすんで行きます。
おそらく、区間その①で頑張りすぎた人はここでピタッと足が止まっていると思うので
この区間で止まっている人を一人一人じっくりパスする感覚で進めると一番良いですね。

ちなみに、自分はこの急登は走り4割、歩き6割といった感じです。

で、登りのスパートのポイントですが、この区間の後半は上を見上げると左手側に大岩がみえていて、
ここがお鉢の入り口になります。
この区間は全部急登りかと多いきや、この大岩の300m手前あたりあら斜面がなだらかになるのでここで
思い切ってスパートですね。
このスパートを出来る足を残しておけるか否かで区間タイムが30秒は違うと思います。

この区間のポイントは:見せ場の区間!しっかり登ってラストはスパート!

御朱印はこんな感じです。

御朱印はこんな感じです。

区間その④ 下り。山頂(浅間大社奥宮)~砂走館

下りは得意不得意があるので、攻略法は人それぞれでしょうか。
足場的には、前半は走りずらいガレた岩場、後半は滑りやすい砂利道。
どちらにしても走り易い道ではないですね。。。

自分は下りは得意という訳ではないですが、こういうテクニカルな下りは割と好きなので、
とにかく出来る限り足を前に出して突っ込みます。
で、カーブやテクニカルな箇所は小刻みなステップでブレーキを掛け過ぎずに通過するイメージです。

白く塗られた木が見えたら中継点はもうすぐなので、こっからラストスパートです。

ポイントは:ころぶイメージは頭から消して、テクニカルな下りを攻略することを楽しむこと

ですかね。

助けを渡して、あとは仲間に託しましょう。

助けを渡して、あとは仲間に託しましょう。

参考までに自分のラップタイムを記しておきます。

LAP TIME

区間その① 砂走館~赤岩八号館 ⇒ 10:06
区間その② 赤岩八号館~八合目 ⇒ 6:04
区間その③ 八合目~山頂 奥宮 ⇒ 19:22
区間その④ 山頂 奥宮~砂走館 ⇒ 12:46
total 48:18

最後に、富士登山駅伝をいつも通り点数付けすると(10点満点)

・きつい度 10点
・危険度 9点
・迷い易さ 2点
・楽しさ 10点
・アフター充実度 8点

何よりも、みんなと夏のお祭りを楽しむ!これが最高ですね!

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